通常のガソリン車よりも圧倒的に燃費がいいことで注目を集めるのがハイブリッド車です。 トヨタが初の量産ハイブリッド車『プリウス』を発売して以来、徐々に一般にも浸透してきました。 そして、ホンダが車両本体価格で200万円を切る『インサイト』を発売。 さらにトヨタも新型『プリウス』で続き、エコカー減税や補助金制度もあって、あっという間に広がった感があります。 このハイブリッド車とは、複数の動力源を組み合わせて、状況に応じて動力源を同時またはそれぞれ作動させて走る車です。 動力源の1つが電気であることが一般的です。 ハイブリッド車の開発と販売は、世界的に見てもトヨタやホンダなどの日本メーカーが先行しています。 野村総合研究所の予測だと、2007年、ハイブリッド車の市場規模は70万台だったのが2020年には1,200万台に拡大するだろうとのことです。 ハイブリッド車は、燃費だけでなく、スタート時や低速時にほとんどモーター音がせずとても静かなのも大きな特徴です。 日本メーカーに続いて今後、ドイツなどの海外メーカーも日本市場にハイブリッド車を本格投入する動きもあって競争は激化しそうです。