車市場の現状の最新情報については、自動車業界の規模の推移を見ることによって、大まかな現状や動向などを把握することができるでしょう。外国車市場としては、世界の自動車販売台数において減少傾向にあり、生産台数に関しても減少傾向にあります。自動車業界では中国が最大の市場となっていて、そのあとにアメリカ、欧州と続いています。世界最大の市場がとなっている中国では、販売台数も生産台数も減少傾向にあり、これにより世界の販売台数が押し下げられている結果となっています。
[読み続ける]エコカーに対する補助金が終了
最近の日本の車市場は「エコカー」全盛といっても過言ではありません。 たとえば、車メーカーのホームページを見ても車販売店のチラシを見ても「エコカー減税」「エコカー補助金」などの文字を見かけないことはないかもしれません。 このエコカー減税や補助金とはいったいどんなものなんでしょうか。 まず「補助金」とは、正式名称は「環境対応車普及促進対策費補助金」といいます。 環境対応車への買い替えや購入に対する補助制度です。 自家用車に関しては、2010年9月30日で終了する予定です。 事業者はすでに受付を終了しています。 9月30日までに新車登録されることが条件で、この期間内なら10月29日まで補助金の申請が可能となっています。 ただ、補助金交付申請額が国の予算額を超えた時点で自動的に終了するので、くれぐれも早めに申請するにこしたことはありません。 エコカー補助金は、古い車を廃車にして一定の環境性能を有する車を購入すると、乗用車で25万円、軽自動車で12.5万円の補助が受け取れます。 一方、古い車の廃車を伴わない新規購入の場合、乗用車で10万円、軽自動車で5万円の補助があります。
高速道路の無料化について
高速道路の無料化が実施され始めてから、車でレジャー施設に訪れる人が増えたり、高速道路が渋滞したりするのが話題になっています。 そもそも高速道路無料化とは、民主党が2009年の衆議院選挙のマニュフェストで「高速道路の原則無料化」を明言したことに由来します。 それ以前にも、土日祝の普通車以下の車を「上限1,000円」の実験が行われていました。 そして2010年2月、国土交通省が6月からの全国の高速道路37路線で無料化の社会実験を開始すると発表しました。 それと同時に、高速道路に「上限1,000円」に代わる新たな上限料金制度も発表され、これが国土交通大臣の反発によって一時、高速道路無料化も延期されるのではという見方もありました。 しかしなんとか高速道路無料化の社会実験はスタートしたのです。 実際に車に乗るユーザーにとって、高速道路の無料化を歓迎する人、歓迎しない人の両方がいるかと思います。 今回実施されている無料区間も、当初の予想よりかなり少なく、しかも首都圏や関西などの都会に住む人々にとってほとんど恩恵はありません。 果たして高速道路の無料化における社会実験はどういった結果を生み出すのでしょうか、今後も注目が集まります。