高速道路の無料化が実施され始めてから、車でレジャー施設に訪れる人が増えたり、高速道路が渋滞したりするのが話題になっています。 そもそも高速道路無料化とは、民主党が2009年の衆議院選挙のマニュフェストで「高速道路の原則無料化」を明言したことに由来します。 それ以前にも、土日祝の普通車以下の車を「上限1,000円」の実験が行われていました。 そして2010年2月、国土交通省が6月からの全国の高速道路37路線で無料化の社会実験を開始すると発表しました。 それと同時に、高速道路に「上限1,000円」に代わる新たな上限料金制度も発表され、これが国土交通大臣の反発によって一時、高速道路無料化も延期されるのではという見方もありました。 しかしなんとか高速道路無料化の社会実験はスタートしたのです。 実際に車に乗るユーザーにとって、高速道路の無料化を歓迎する人、歓迎しない人の両方がいるかと思います。 今回実施されている無料区間も、当初の予想よりかなり少なく、しかも首都圏や関西などの都会に住む人々にとってほとんど恩恵はありません。 果たして高速道路の無料化における社会実験はどういった結果を生み出すのでしょうか、今後も注目が集まります。